気がついたら、締め切りまでに2ヶ月を切っているでは ありませんか。私が童話を考えている間、妹は絵本を仕上げているはずだったのに、まだ1作もできていません。
今年は3作 応募するって言ったのに、まだ1作も完成してないなんて。
妹は絵を描くのが遅いので、毎日 どこまで描けたか確認していました。それがウザかったらしくてね、「童話に挑戦したら」とか 上手いこと言って、どうやら 私を追い払ったみたいだよ。騙された気がする。
つまらんよ、ホントつまらん。私が一番気に入っていた お話しは、間に合わないんだってさ。
5年前、講談社新人賞を受賞した作品の主人公が、干し椎茸の爺ちゃん婆ちゃんで、その次が雷の男の子で、その次が お爺ちゃんで、それで公園の遊具が来て、去年 女の子が主人公でした。
妹が言うには、今年はそろそろ お婆ちゃんが来るらしいです。それで今年の私たちのヒロインは、お婆ちゃんで〜す。
私のイチ押しは、ネズミの話なので却下されました。
でもね、ホントに描くの遅いんだよ。お婆ちゃんの顔を塗るだけで、1週間かかるんだよ。そりゃあね、妹も仕事してますから、時間は限られてますけどね。それに主人公なので全ページにいますしね。それでも顔だけで1週間はかかりすぎでしょ。やっぱり毎日、私が監視してないとね。
ヒロインの お婆ちゃんです。
「メグのお話しも描いて」
「また今度ね。」