メグで遊ぼう。
なんかね、体がだるくて だるくて仕方がないの。夏バテかな?もともと夏は弱いけど、何にも意欲がわかないの。仕事は行ってるけど、体も気持ちも重くてさ。かと言って疲れているのに眠れないし。不眠症で導眠剤を飲んでるけど、飲んでも あんまし眠れんし。
今月末ごろ、講談社絵本新人賞の一次通過の発表があるはずなんだけど、期待すると、ダメだったとき落ち込むからさ、期待しないようにしてる。でもな… 一生懸命 描いたから、ホントは期待してるかも。ダメ ダメ、期待しちゃダメ。あーっ、どうなんだろう。早く結果が知りたい、でも怖い。あーっ、ドキドキしてきた、しんどい。
MOE 用の作品に取り掛かったよ。そっちに集中しなければ!今月中に下書きを完成させなければ!頑張ろう、妹よ。
メグで遊ぼう。
ふつうメグ
つり目 メグ
ハムスターメグ
カピパラ メグ
メグの顔芸でした。
第8回 MOE創作絵本グランプリ さっさと制作に取りかかろう。
そろそろ次の作品に取り掛からなければ!掛け声ばっかりで、なかなかです。こういう時は、また図書館で絵本10冊借りてきました。
なんか絵本って、無限にある気がする。そうだよね、毎年 何百冊も新刊が出てるからね。図書館に並ぶのは、その中の一部だからね。運良く出版できても厳しい世界だなあ〜。
今までMOEに応募していた作品はね、全部 ボビーとメグの お話しなんだけど、今年は違う話しにしてみます。
主人公はネズミちゃんで〜す。ネズミの絵本はたくさん、ホントたくさんあるけれど、描きたいのです。ステレオタイプと言われそうだなあ。 あっと、ステレオタイプと言うのを最近 覚えたので、使ってみたかっただけ。 エヘ。
今作の目標。主人公ならびに登場人物は、全て可愛く色気がなくてはならない!それでいこうと思います。ただし私が勝手に思っているだけで、妹にはまだ言っていませんが。
人物の色気に気づいたのは、テレビ絵本で「ハのハの小天狗」を見た時です。主人公は子供なのに、なんとも言えない色気を感じました。それからはテレビを見ていても日常でも、この人は色気があるとか無いとか、色気探しがマイブームです。
でも、色気って持って生まれたものかしら?だとしたら、それを描くのも持って生まれた才能ってことになる。じゃあ「ハのハの小天狗」を研究しても習得は難しいってこと?イヤイヤ、なんとしてでも習得してもらいたい。 さて、妹の やる気が出るように、褒めて、おだてて、持ち上げて! と。
一作ごとに上達しているはず。でも それだけじゃダメなのよ。
先週の金曜日 5月31日が、2019講談社絵本新人賞の締め切りでした。なんと 私たちボビーズは、無事に提出できましたー。しかも2作品、イエーイ✌️
とりあえず今週は、後回しにしていた用事を終わらせて、来週から 次の絵本の制作を始めます。今度はMOE絵本グランプリですね。9月13日が締め切りなので、3ヵ月以上あります。頑張ります。
今回 講談社に送ったのは、よねばあさんのお話と、虫のお話ね。どっちも面白いよ。特に 虫のほうは、絵も上手く描けていると思うからね、もしかして もしかすると、いい線いっちゃうかもよ。期待しちゃうなぁ。結果が出るまでは、おめでたい妄想が止まりません。一次審査の結果は7月かな。
でもね、いつも期待するんだけど、ダメなんだよね。描いてるときは全力を尽くしたつもりなのに、落選して戻ってくると改善点がいろいろ見えてくるんだよね。どうしてかなあ? そうか! 提出してからも進歩しているのかも。一作ごとに上達している感じはするけど、結構ハイスピードで上達してたりして、イエーイ✌️。
でも…でもさあ、じゃあ なんで入選とかさ 、しないの?ハイスピードで上達してるんならさ。 もしかして、他の人たちは、もっとハイスピードで上達してるから追いつけないとか?しかも 次々と追い越されてるってこと?そんなバカな!!!
みんな スピード出し過ぎだよう。安全運転でいきましょう。あせらず、ゆっくりね。全力で走っていいのは、ボビーズだけということで。
それにしても、もしも入選したら、東京で授賞式があって スピーチとか するのかなあ?何を喋ったらいいのかなあ?そういうのは苦手だなあ。 ねえ ねえ、やっぱり自己紹介して、審査員や編集部に感謝して、それから それから……?
結果が出る前の、楽しい想像。今だけね。
やっと ふたりをお風呂に入れました。
「ボビー、メグ、さっぱりしたね。」
「べつに。ぼく お風呂、キライだし…」
「メグも お風呂 キライでちゅ。もう かんべんしてくだちゃい。」
講談社絵本新人賞は、一次審査を通過すると お手紙が頂けます。
講談社絵本新人賞はね、一次審査を通過すると、編集部から お手紙が届きます。選考会での意見などが書いてあるんですが、それが嬉しくてね。その お手紙がほしくて、どうか一次審査を通過しますようにと願いながら毎年 応募します。
でもね、その お手紙を一度もらってしまうとね、ダメなんです。改善点も教えていただけますが、褒めて下さるんです。次回作に期待して下さるんです。来年も頑張らなくては!と思ってしまうんです。そして気付いた時には、コンテスト地獄から抜け出せなくなっていました。まるでアリ地獄のように。
どうして こんなに大変なのに続けているのでしょうか?絵本作りが面白いというのもあります。でも絵本作家としてデビュー出来るのは、ほんの一握りの人だけです。努力だけでなく、才能が必要だと思います。それならば、自分に才能はあるのか?努力すればデビュー出来るのか?どうすれば分かるの?どうしたら自分を客観的に分析 出来るの?少しずつ上達しているとしても、時間が無限にあるわけじゃありません。もう若くないのですから。
そうだわ!自分を客観的に分析するために、去年の お手紙を読み返してみましょう。編集部が書いてくださったのだから、何かヒントがあるはず。去年の「三つ星レストランへ ようこそ」の お手紙ね。
なになに?「独特なテイストを持ちつつ、丁寧に描かれた絵に引き付けられます」ですって。絵ね。それから「楽しさがありましたが、よく読まないと納得しづらいところもあり、もう少し わかりやすいとよかったように思います。」なるほど なるほど。わかりました、わかりやすくね。絵で面白さを伝えるようにね。そして最後に「次作に期待いたします」ですって。期待に応えたい!!これって、やっぱり皆んなに書いてるよね。でもさ、絵は褒められてるんだよ。結果が出ないのは、私のせい?そんなバカな!こんなんじゃ、やめられない 絶対に!
この際、才能が有ろうが無かろうが関係ない。お話しが褒められるまで、絶対に辞めません。そう、絶対に!
姉ちゃん、今夜も絵本作り頑張るの?
ボクはもう寝るね。おやすみなさい。
(ここで寝られてもなあー。)
あと2週間しか無いのに。
こんにちは。夜ですけど。時間がたつのが速すぎる。歳をとると時間が早く流れると言うのは本当なんだね。若い時は、時間の流れは皆んな一緒じゃん。と思っていたけど。
私 以上に時間を気にしているのは、妹のはず。たぶん、そうであってほしい、焦って必死で頑張っていてほしい。
本当に焦ってる?必死になってる?時間 無いんだよ?
妹は仕事が休みだったので、今日は一日中 描き続けるようにと言い残し、私は仕事に行きました。少し残業して、約10時間後に帰宅してみると、妹はとても満足げにニコニコしながら「描けた、成功した。」と言いました。
「見て❗️この目。大変だったけど、やっと描けた。時間がかかったんだよ。」
へ?目? 見ると、お話の中盤に登場する猫の目が、それはそれは素晴らしく まあまあ上手に描いてありました。
え?まさかこれだけ?ウソでしょ?これだけ?ホントに?何度も聞き返してしまいました。あんた!この目に1日かかって、あといくつ この目を描かないかんと思っとんじゃーーー。と叫びました、心の中で。
確かに、魅力的な目だとは思います。どうやって描いたんだろう?私には分かりません。でも時間が無いんです、脇役の目ん玉にかける時間など無いのです。目ん玉 そんなに大事?
主役に時間をかけるのは分かるけど。脇役のしかも目ん玉だけだよ。変人だからバランスがねー。
完成するまで頑張ります。おだてて褒めて、持ち上げて……