ボビーズ日記

絵本作家になりたい2人組ボビーズの落選日記

毎日どんより、気分もどんより。

なんだか 毎日 どんよりして、だるいね。ボビーも調子悪くて、オシッコに血が混じってピンクい。もともと尿結石があるから、膀胱炎になりやすいんだよね。かわいそうに。具合が悪いと、いつにも増して しつこく甘えん坊になって、甘えるくせに機嫌が悪いというね。

薬を飲んで よく眠れば、膀胱炎は治るけど、結石があるから またなるよ。スパッと手術して結石を取るといいよって言う医者がいたけど、その言い方がさ、スパッとって、スパッと手術したいの センセじゃないの?と思ってしまいました。

違う先生は、 今の状態なら手術をしないで様子を見ましょう。手術は最終手段ですからね。と言ってくださったので、食事療法と水分をたくさんとってオシッコをたくさん出すという作戦で頑張ってます。5年ほどたちますが、今のところ結石は大きくなってないです。このまま、寿命を全うできるといいなあ。

ボビーは 私のことが大好きだから、私が家にいるとね、つきまといなんです。だから、遊んでばっかりで昼寝もできないし 夜更かしもしちゃうんだよね。   あれ?もしかして…ボビーが寝不足で具合が悪いの、私が連休を取ったから?ウソでしょ!

ボビー、ゴメンね。良くなるまで看病するからね。そうだ、一緒に お昼寝しようね。ねんね、ねんね……。

寝ころがって ボビーとイチャイチャしてたら、視線を感じたのね。

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女の子たちが、呆れた顔で見てたよ。

「姉ちゃん 元気で留守がいい。」

なぬ?

メグで遊ぼう。

なんかね、体がだるくて だるくて仕方がないの。夏バテかな?もともと夏は弱いけど、何にも意欲がわかないの。仕事は行ってるけど、体も気持ちも重くてさ。かと言って疲れているのに眠れないし。不眠症導眠剤を飲んでるけど、飲んでも あんまし眠れんし。

今月末ごろ、講談社絵本新人賞の一次通過の発表があるはずなんだけど、期待すると、ダメだったとき落ち込むからさ、期待しないようにしてる。でもな…  一生懸命 描いたから、ホントは期待してるかも。ダメ ダメ、期待しちゃダメ。あーっ、どうなんだろう。早く結果が知りたい、でも怖い。あーっ、ドキドキしてきた、しんどい。

MOE 用の作品に取り掛かったよ。そっちに集中しなければ!今月中に下書きを完成させなければ!頑張ろう、妹よ。

メグで遊ぼう。

ふつうメグ

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つり目 メグ

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ハムスターメグ

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カピパラ メグ

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メグの顔芸でした。




第8回 MOE創作絵本グランプリ さっさと制作に取りかかろう。

 


そろそろ次の作品に取り掛からなければ!掛け声ばっかりで、なかなかです。こういう時は、また図書館で絵本10冊借りてきました。

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なんか絵本って、無限にある気がする。そうだよね、毎年 何百冊も新刊が出てるからね。図書館に並ぶのは、その中の一部だからね。運良く出版できても厳しい世界だなあ〜。

今までMOEに応募していた作品はね、全部 ボビーとメグの お話しなんだけど、今年は違う話しにしてみます。

主人公はネズミちゃんで〜す。ネズミの絵本はたくさん、ホントたくさんあるけれど、描きたいのです。ステレオタイプと言われそうだなあ。    あっと、ステレオタイプと言うのを最近 覚えたので、使ってみたかっただけ。  エヘ。

今作の目標。主人公ならびに登場人物は、全て可愛く色気がなくてはならない!それでいこうと思います。ただし私が勝手に思っているだけで、妹にはまだ言っていませんが。

人物の色気に気づいたのは、テレビ絵本で「ハのハの小天狗」を見た時です。主人公は子供なのに、なんとも言えない色気を感じました。それからはテレビを見ていても日常でも、この人は色気があるとか無いとか、色気探しがマイブームです。

でも、色気って持って生まれたものかしら?だとしたら、それを描くのも持って生まれた才能ってことになる。じゃあ「ハのハの小天狗」を研究しても習得は難しいってこと?イヤイヤ、なんとしてでも習得してもらいたい。    さて、妹の やる気が出るように、褒めて、おだてて、持ち上げて!  と。

打ち上げしました。

やっとねえ、一段落した感じです。講談社も無事に応募できたし、その後の山積みの用事も だいぶ片付いたので、打ち上げしました〜。

少し 足をのばして、久しぶりにデパートに行ってきました。欲しいもの、いっぱい買っちゃった。

まず、ケーキ。ひとり2個づつだから、6個。イエーイ✌️

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それから それから パン と ドーナツ。イエーイ✌️

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それからね、図書館で絵本を10冊借りてきまして、イエーイ✌️

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良い 打ち上げに なりそうです。

欲を言えば、あとねー、にぎり寿司か うな重があればなぁ。

一作ごとに上達しているはず。でも それだけじゃダメなのよ。

先週の金曜日 5月31日が、2019講談社絵本新人賞の締め切りでした。なんと 私たちボビーズは、無事に提出できましたー。しかも2作品、イエーイ✌️

とりあえず今週は、後回しにしていた用事を終わらせて、来週から 次の絵本の制作を始めます。今度はMOE絵本グランプリですね。9月13日が締め切りなので、3ヵ月以上あります。頑張ります。

今回 講談社に送ったのは、よねばあさんのお話と、虫のお話ね。どっちも面白いよ。特に 虫のほうは、絵も上手く描けていると思うからね、もしかして もしかすると、いい線いっちゃうかもよ。期待しちゃうなぁ。結果が出るまでは、おめでたい妄想が止まりません。一次審査の結果は7月かな。

でもね、いつも期待するんだけど、ダメなんだよね。描いてるときは全力を尽くしたつもりなのに、落選して戻ってくると改善点がいろいろ見えてくるんだよね。どうしてかなあ?   そうか!  提出してからも進歩しているのかも。一作ごとに上達している感じはするけど、結構ハイスピードで上達してたりして、イエーイ✌️。

でも…でもさあ、じゃあ なんで入選とかさ 、しないの?ハイスピードで上達してるんならさ。      もしかして、他の人たちは、もっとハイスピードで上達してるから追いつけないとか?しかも 次々と追い越されてるってこと?そんなバカな!!!

みんな スピード出し過ぎだよう。安全運転でいきましょう。あせらず、ゆっくりね。全力で走っていいのは、ボビーズだけということで。        

それにしても、もしも入選したら、東京で授賞式があって スピーチとか するのかなあ?何を喋ったらいいのかなあ?そういうのは苦手だなあ。 ねえ ねえ、やっぱり自己紹介して、審査員や編集部に感謝して、それから それから……?

結果が出る前の、楽しい想像。今だけね。

やっと ふたりをお風呂に入れました。

「ボビー、メグ、さっぱりしたね。」

「べつに。ぼく お風呂、キライだし…」
 

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 「メグも お風呂 キライでちゅ。もう かんべんしてくだちゃい。」

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講談社絵本新人賞は、一次審査を通過すると お手紙が頂けます。

        

講談社絵本新人賞はね、一次審査を通過すると、編集部から お手紙が届きます。選考会での意見などが書いてあるんですが、それが嬉しくてね。その お手紙がほしくて、どうか一次審査を通過しますようにと願いながら毎年 応募します。

でもね、その お手紙を一度もらってしまうとね、ダメなんです。改善点も教えていただけますが、褒めて下さるんです。次回作に期待して下さるんです。来年も頑張らなくては!と思ってしまうんです。そして気付いた時には、コンテスト地獄から抜け出せなくなっていました。まるでアリ地獄のように。

どうして こんなに大変なのに続けているのでしょうか?絵本作りが面白いというのもあります。でも絵本作家としてデビュー出来るのは、ほんの一握りの人だけです。努力だけでなく、才能が必要だと思います。それならば、自分に才能はあるのか?努力すればデビュー出来るのか?どうすれば分かるの?どうしたら自分を客観的に分析 出来るの?少しずつ上達しているとしても、時間が無限にあるわけじゃありません。もう若くないのですから。

そうだわ!自分を客観的に分析するために、去年の お手紙を読み返してみましょう。編集部が書いてくださったのだから、何かヒントがあるはず。去年の「三つ星レストランへ ようこそ」の お手紙ね。

なになに?「独特なテイストを持ちつつ、丁寧に描かれた絵に引き付けられます」ですって。絵ね。それから「楽しさがありましたが、よく読まないと納得しづらいところもあり、もう少し わかりやすいとよかったように思います。」なるほど なるほど。わかりました、わかりやすくね。絵で面白さを伝えるようにね。そして最後に「次作に期待いたします」ですって。期待に応えたい!!これって、やっぱり皆んなに書いてるよね。でもさ、絵は褒められてるんだよ。結果が出ないのは、私のせい?そんなバカな!こんなんじゃ、やめられない 絶対に!

この際、才能が有ろうが無かろうが関係ない。お話しが褒められるまで、絶対に辞めません。そう、絶対に!

姉ちゃん、今夜も絵本作り頑張るの?

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ボクはもう寝るね。おやすみなさい。

(ここで寝られてもなあー。)

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あと2週間しか無いのに。

こんにちは。夜ですけど。時間がたつのが速すぎる。歳をとると時間が早く流れると言うのは本当なんだね。若い時は、時間の流れは皆んな一緒じゃん。と思っていたけど。

私 以上に時間を気にしているのは、妹のはず。たぶん、そうであってほしい、焦って必死で頑張っていてほしい。

本当に焦ってる?必死になってる?時間 無いんだよ?

妹は仕事が休みだったので、今日は一日中 描き続けるようにと言い残し、私は仕事に行きました。少し残業して、約10時間後に帰宅してみると、妹はとても満足げにニコニコしながら「描けた、成功した。」と言いました。

「見て❗️この目。大変だったけど、やっと描けた。時間がかかったんだよ。」

へ?目? 見ると、お話の中盤に登場する猫の目が、それはそれは素晴らしく まあまあ上手に描いてありました。

え?まさかこれだけ?ウソでしょ?これだけ?ホントに?何度も聞き返してしまいました。あんた!この目に1日かかって、あといくつ この目を描かないかんと思っとんじゃーーー。と叫びました、心の中で。

確かに、魅力的な目だとは思います。どうやって描いたんだろう?私には分かりません。でも時間が無いんです、脇役の目ん玉にかける時間など無いのです。目ん玉 そんなに大事?

主役に時間をかけるのは分かるけど。脇役のしかも目ん玉だけだよ。変人だからバランスがねー。

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完成するまで頑張ります。おだてて褒めて、持ち上げて……